週刊リング

週刊ゴング記者に憧れ、週刊リング記者(自称)になった素人超人が、独自の目線による記事を書いていくプロレスブログです。

Vol.4《唯一無二の対決!新日本vs外敵‼︎ の巻》

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■唯一無二の対決!新日本vs外敵‼︎

7月13日、国内でのG1開幕戦。前哨戦、公式戦、色々な試合があるが、他とは空気感が異なる試合があった。それは《棚橋・海野・成田組vsKENTA・フレドリックス・コナーズ組》。翌14日に公式戦での対戦を控える《棚橋vsKENTA》の前哨戦と、日米ヤングライオン対決が組まれた試合だ。他の試合に緊張感がなかったわけではないが、この試合は非常に【バチッとピリッとした空気=対抗戦の空気】を纏っていた。

 

皆さんご存知の通り、KENTAはそもそもNOAHのトップ選手。現在、新日本とどういう契約をしているのかは謎だが、そんなKENTAがG1参戦するということは、外敵参戦に近い感覚がある。柴田・桜庭ではないが、「ケンカ売りにきました」という感じで、KENTAは新日本を通じて、自分が世界に通用するレスラーであることの証明をしにきたと私は見ている。WWEでは変な縛りがあり、自身の持ち味を存分に発揮できないまま終わった悔しさも添えてだ。そんな選手が棚橋と絡むとなれば、これは対抗戦の雰囲気にならざるを得ない。何故なら、【棚橋=新日本】だからである。

考えてみると、“これぞ新日本“という選手は大分少なくなった。今年のG1参加選手を見回しても、それに該当するのは棚橋と後藤の2人のみだと感じる。これは感覚的なものだが、生え抜きの内藤も、現トップのオカダも、新日本というよりは【NEW JAPAN】の選手だと思う。新日本が1番というプライドこそあれ、新日本特有の殺伐とした【ぶっ潰す感】が彼らには感じられない。特にオカダは「戦い合ったらノーサイドノーサイド🎶」な爽やかなスポーツマンだ。私が思う新日本らしさとは、若手は谷底に落とし、外敵はとことん潰し、敵が死んだとしても墓にクソぶっかけてやる。 例え時代が移り変わっても、この新日魂だけは変わらないでほしいと願っている。

そんな新日魂を紆余曲折を経てなんだかんだで継承してしまっている棚橋だから、KENTAを易々と受け入れたりはしない。いくら盟友・柴田の繋がりとはいえ「わたしゃ認めないよ」と、否定から入るのは当然である。 そしてKENTAもそんな棚橋の思いを理解しているように思えた。関係ないとこからでも、棚橋へ攻撃を繰り出し、緊張感はますます高まるばかりだった。

KENTAが新日本で自身の力をアピールするのに、このG1で必ず倒さなければいけない相手が棚橋とオカダ。バチバチのスタイルであるKENTAであれば、対抗戦ムードは嫌いじゃないし負けられない。未だ新日本の象徴である棚橋戦は、今後新日本で戦う上では、ある意味オカダ戦以上に重要な1戦。棚橋も立ちはだかる者として、絶対に負けられない。前哨戦から、キラー棚橋の顔を覗かせていた。

図式としては、KENTAが勝ったほうが面白くなるのだが、新日本を背負い立つ棚橋には負けてほしくないとも思う。長澤まさみ深田恭子かを選ぶくらい難しい問題だ。

また面白いのが、公式戦翌日にはなんと組まなきゃいけないのだ。これがまたピリピリしたタッグとなるか、それとも戦い合ったらノーサイドな雰囲気となるかも楽しみにしたいところ。

 

■もう一度見たい日米ヤングライオン対決

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さらにこれに負けんと対抗戦ムードを盛り上げたのが、【日米ヤングライオン対決】である。正直、棚橋とKENTAの前哨戦を喰ってしまっていた。国内にいながらも、いつヤングライオンを卒業してもおかしくない海野と成田だから、負けるはずないとタカを括って見ていたのだが、予想外にロス道場も強く、敗北を喫してしまった。

フレドリックスもコナーズも外国人たる身体能力の高さはもちろんのこと、ストロングスタイルらしさを発揮。さすが柴田コーチのもと、鍛えてきただけはある。

この1戦で新日本の「明るい未来が見えません!」と思った人はいないはず。 むしろ明るい未来しか見えない。

もちろん、海野も成田も負けておらず、結果は紙一重だった。だからこそ何度でも見たい。そしてお互い切磋琢磨してほしい。それが必ず財産となり、それが彼らの「新日本らしさ」を育んでいくだろう。

しばらくは日米ヤングライオン対決は組まれていないが、最終戦【8.12 /日本武道館】で是非とも組んでほしいカードである。ジーニーにお願いしてでも見たいカードである。