週刊リング

週刊ゴング記者に憧れ、週刊リング記者(自称)になった素人超人が、独自の目線による記事を書いていくプロレスブログです。

Vol.5《真夏の闇夜の匂いがする‼︎ の巻》

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■真夏の闇夜の匂いがする‼︎

G1も中盤戦に入っている今日この頃。本命中の本命、IWGP王者《オカダ・カズチカ》が今日時点で全勝(5勝)と絶好調。

一方、リングが本命に推していたジェイは3連敗スタート。後藤もジェイに勝利して以降、3連敗。まだ巻き返し可能とはいえ、かなり厳しい状況となっており、これが競馬新聞であれば売上が大幅に落ちてしまう程ひどい予想である。しかしジェイも後藤も必ず最後まで決勝進出の可能性を残す展開になることだろう。

 

本命には挙げていなかったものの、今回の

G1でとある2選手の株が、まるで急なブームが起きたタピオカのように【風雲昇り竜】状態にあるようだ。

もうプロレスファンの皆様はお気付きの通り、その2選手とは《EVIL》と《ジュース・ロビンソン》だ。

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EVILは【闇の帝王】というキャラ。いわばイロモノだ。どうしてもキャラが強すぎるて為、イロモノのブレイクというのは相当難しい。WWEのアンダーテイカーが凄いといわれるのも、そんのイロモノでありながらファンの心を掴んだためだ。無論、EVILは基礎もしっかりしていて良いレスラーだし、私も好きだ。しかし、闇の帝王という一般ウケしないキャラである以上、今の立ち位置からは抜け出せないだろうと思っていた。しかし、ここにきてEVILがアツいのだ。G1前から、フライング気味に個人闘争モードに入っていたEVIL。ロスインゴ恒例のグータッチも拒否していた。SANADAとの公式戦前夜には、急襲も仕掛けた。G1に対して、相当気合いが入っているのだ。いや、これはもしかしたらタッグパートナーでありながらも、最大のライバルともいえるSANADAへの対抗意識が強すぎたのかもしれない。

ここ1年、シングルで特に結果を出していないEVIL。SANADAも結果は出ていないものの、NJCでの飛躍や、元来持っていたセンス◎がSANADAというレスラーに馴染んできたこともあり、ファンからの信頼度は高まるばかり。いつの間にやら、ロスインゴ内の立場が逆転するこの現象に最も危機感を覚えていたはずのEVILは、G1で一発逆転を強く狙っていたはず。

もちろん、G1はSANADAだけでなく他8名の猛者を相手にしなければいけないのだから、SANADAだけに注力するわけにはいかない。強い集中力が必要だ。その気持ちや強さが、明らかに見て取れるのが、現在のEVILにはある。

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そして、ジュース・ロビンソン。トレードマークのドレッドを切り、モクスリーとの試合以降陽気さを潜めさせているジュース。その試合内容も、とにかくアツい。US王者としての経験が、彼を大きく成長させたのもあるだろう。しかし、なによりもモクスリーの存在である。

この数年、新日本に全力で身を捧げてきたジュース。最近ようやくファンの支持を得てきたのに、モクスリーはそれを参戦1発目で手にしたのだ。こんなに悔しいことはないだろう。

そこから自分に何が足りないのか、どうすればモクスリーに勝てるのか、真剣にそれと向き合った結果、現在のジュースが誕生した。

根本的な変化はないが、無駄を削いだジュースは強い。以前、鈴木みのるが「強くなるには増やすのではなく失くせばいいんだ」と言っていたことがあった。今のジュースにピッタリの言葉だ。

因縁のモクスリー戦は最終日に組まれている。その日まで、ジュースはモチベーションを保っていられるということだから、相当に強いことは間違いない。

 

そんな2人が現在のG1を盛り上げているようだ。ファンの株も急上昇。これだからG1は面白い。優勝しそうな人が優勝するのもいいが、ダークホースがリーグ戦で急成長して一躍団体のトップに躍り出るのはG1の醍醐味である。

ジェイと後藤を推したリングだが、彼らが優勝すれば面白くなるなと期待してしまっている自分がいる。これは浮気である。

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