週刊リング

週刊ゴング記者に憧れ、週刊リング記者(自称)になった素人超人が、独自の目線による記事を書いていくプロレスブログです。

Vol.24《藤田とオカダ!プロレス界に闘魂の兆し‼︎》

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■最後の闘魂継承者、GHC王座に挑戦!

親会社が変わるなどリング外の話題が注目される『プロレスリング・ノア』。

しかし、リング内も熱い話題があることを忘れてはならない。

2月、GHCナショナル選手権試合《王者・杉浦貴vs清宮海斗中嶋勝彦vs鈴木秀樹など面白いカードが続々と組まれている。そして何といっても目玉となるのは、3月8日に横浜文化体育館大会にて行われるGHC王座戦《王者・潮崎豪vs藤田和之という好カードである。

『最後の闘魂継承者』と言われる藤田がノアの至宝に初挑戦する。このシチュエーションがプロレスファンとしてたまらない。

 

■長い時を経て、プロレスラー藤田和之が完成した!

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まず藤田和之のレスラー人生を簡単に振り返ってみる。

アマレスで実績を積んだ期待の若獅子として新日本プロレスに入門。同期は真壁刀義で、ここでもエリートと雑草の物語が出来ているのがおもしろい。

誰もが将来を期待する逸材だったが、プロレスで花開く前に総合格闘技へ転身。世界最強と称されたヒョードルを追い詰めるなど、間違いなく日本人最強であった。一方で新日本プロレスでも真猪木軍やチームJAPANとしてスポット的に参戦を続け、ノートン、棚橋を倒して2度もIWGP王者に輝いた。

その後、IGFを主戦場として活動したり、イマイチな結果に終わった諏訪魔との抗争を経て、現在は杉浦軍の一員としてノアに参戦中である。

 

そんな藤田のレスラー人生なのだが、これまでの藤田はプロレスラーより格闘家としてのイメージが強かった。それはプロレスのリングの上でも拭えることがなかった。強すぎる故か、藤田はプロレスが上手ではなかったからだ。

それがノアに参戦している現在、プロレスラーとして他の選手に見劣りしない闘いを魅せていると私は感じる。少なくとも、今までで1番プロレスを楽しんでいる事は間違いない。

長い時を経てようやく『プロレスラー藤田和之』が完成したと私は思った。そんな男がシングル王座に挑戦するのだから、これに注目しない私ではない。

 

■赤い至宝が藤田に似合うんじゃないか?

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さてGHC王座戦の勝敗予想だが、これは潮崎の勝利が濃厚かと思う。かつてノアの中心と期待された男が、緑を纏って王者となり、再びノアの中心となったのだ。いくら藤田に注目している私でも、潮崎にはここで簡単に負けてほしくない。

今回のGHC戦は勝敗よりも内容に注目したいところだ。シングルマッチで藤田がどんなプロレスをやるのか? 私の中では今試合のテーマはそれに尽きる。

そこでファンや会社からの評価を得た暁には、ノアの赤い至宝『GHCナショナル王座』へ挑んでもらいたい。赤いタオルがトレードマークな藤田の師匠・アントニオ猪木。その関係性があるからこそ、赤いベルトが藤田には似合うと私は思っている。

 

■オカダvs猪木の異種格闘技戦

猪木最後の弟子がノアの頂へ挑戦しようという頃、猪木が創設した新日本プロレスでも久々にアントニオ猪木の名前が聞かれた。

2.2札幌大会のメイン後、オカダ・カズチカが最近気になる人として、アントニオ猪木の名前を挙げたのだ。

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これを執筆している今現在では、その発言の真意はまだ不明。Twitterでは様々な憶測が飛び交っている。

私の中では、この答えは東京ドーム大会にあると思っている。

東京ドーム超満員を目指してきたオカダ。だが、集客動員数は多かったものの今年も超満員とはいかなかった。

現在の新日本プロレスは試合のクオリティも高く、選手個々の色も豊富だ。見てもらう機会があれば楽しんでもらえる自信はあるのに、その機会を作る事がいろんなプロモーション活動を行なってもなかなか困難なのだ。

だから、アントニオ猪木の名前や話題性を利用して新日本プロレスへの注目度を高める。そして来年のドームは超満員にする。そういうオカダの作戦ではないかと私は思う。

しかし、それだけの事では終わらない。

オカダは猪木に「これからの時代はオカダだ!」という趣旨の言葉を吐かせたいのではないかと思う。この言葉が出せればメディア出演時にもアントニオ猪木が認めた男』として称され、世間からの注目度はアップすることだろう。

猪木が、今や業界の代表とも言えるオカダを全く知らないことはないと思う。ただ試合をしっかり見たことはないんじゃなかろうか。敢えて今回名前を出したことで、興味を持った猪木が来場してオカダの試合を観戦する。ここで自身を認めさせるかどうか、ある種オカダvs猪木の異種格闘技戦の実現である。

 

ノアと新日本。偶然にも2つの団体で闘魂の風が吹き出した。この風が嵐となり、プロレス界を更に上昇気流させる時がくるのか。

 

以上、次回またリングの上で。