週刊リング

週刊ゴング記者に憧れ、週刊リング記者(自称)になった素人超人が、独自の目線による記事を書いていくプロレスブログです。

Vol.4《唯一無二の対決!新日本vs外敵‼︎ の巻》

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■唯一無二の対決!新日本vs外敵‼︎

7月13日、国内でのG1開幕戦。前哨戦、公式戦、色々な試合があるが、他とは空気感が異なる試合があった。それは《棚橋・海野・成田組vsKENTA・フレドリックス・コナーズ組》。翌14日に公式戦での対戦を控える《棚橋vsKENTA》の前哨戦と、日米ヤングライオン対決が組まれた試合だ。他の試合に緊張感がなかったわけではないが、この試合は非常に【バチッとピリッとした空気=対抗戦の空気】を纏っていた。

 

皆さんご存知の通り、KENTAはそもそもNOAHのトップ選手。現在、新日本とどういう契約をしているのかは謎だが、そんなKENTAがG1参戦するということは、外敵参戦に近い感覚がある。柴田・桜庭ではないが、「ケンカ売りにきました」という感じで、KENTAは新日本を通じて、自分が世界に通用するレスラーであることの証明をしにきたと私は見ている。WWEでは変な縛りがあり、自身の持ち味を存分に発揮できないまま終わった悔しさも添えてだ。そんな選手が棚橋と絡むとなれば、これは対抗戦の雰囲気にならざるを得ない。何故なら、【棚橋=新日本】だからである。

考えてみると、“これぞ新日本“という選手は大分少なくなった。今年のG1参加選手を見回しても、それに該当するのは棚橋と後藤の2人のみだと感じる。これは感覚的なものだが、生え抜きの内藤も、現トップのオカダも、新日本というよりは【NEW JAPAN】の選手だと思う。新日本が1番というプライドこそあれ、新日本特有の殺伐とした【ぶっ潰す感】が彼らには感じられない。特にオカダは「戦い合ったらノーサイドノーサイド🎶」な爽やかなスポーツマンだ。私が思う新日本らしさとは、若手は谷底に落とし、外敵はとことん潰し、敵が死んだとしても墓にクソぶっかけてやる。 例え時代が移り変わっても、この新日魂だけは変わらないでほしいと願っている。

そんな新日魂を紆余曲折を経てなんだかんだで継承してしまっている棚橋だから、KENTAを易々と受け入れたりはしない。いくら盟友・柴田の繋がりとはいえ「わたしゃ認めないよ」と、否定から入るのは当然である。 そしてKENTAもそんな棚橋の思いを理解しているように思えた。関係ないとこからでも、棚橋へ攻撃を繰り出し、緊張感はますます高まるばかりだった。

KENTAが新日本で自身の力をアピールするのに、このG1で必ず倒さなければいけない相手が棚橋とオカダ。バチバチのスタイルであるKENTAであれば、対抗戦ムードは嫌いじゃないし負けられない。未だ新日本の象徴である棚橋戦は、今後新日本で戦う上では、ある意味オカダ戦以上に重要な1戦。棚橋も立ちはだかる者として、絶対に負けられない。前哨戦から、キラー棚橋の顔を覗かせていた。

図式としては、KENTAが勝ったほうが面白くなるのだが、新日本を背負い立つ棚橋には負けてほしくないとも思う。長澤まさみ深田恭子かを選ぶくらい難しい問題だ。

また面白いのが、公式戦翌日にはなんと組まなきゃいけないのだ。これがまたピリピリしたタッグとなるか、それとも戦い合ったらノーサイドな雰囲気となるかも楽しみにしたいところ。

 

■もう一度見たい日米ヤングライオン対決

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さらにこれに負けんと対抗戦ムードを盛り上げたのが、【日米ヤングライオン対決】である。正直、棚橋とKENTAの前哨戦を喰ってしまっていた。国内にいながらも、いつヤングライオンを卒業してもおかしくない海野と成田だから、負けるはずないとタカを括って見ていたのだが、予想外にロス道場も強く、敗北を喫してしまった。

フレドリックスもコナーズも外国人たる身体能力の高さはもちろんのこと、ストロングスタイルらしさを発揮。さすが柴田コーチのもと、鍛えてきただけはある。

この1戦で新日本の「明るい未来が見えません!」と思った人はいないはず。 むしろ明るい未来しか見えない。

もちろん、海野も成田も負けておらず、結果は紙一重だった。だからこそ何度でも見たい。そしてお互い切磋琢磨してほしい。それが必ず財産となり、それが彼らの「新日本らしさ」を育んでいくだろう。

しばらくは日米ヤングライオン対決は組まれていないが、最終戦【8.12 /日本武道館】で是非とも組んでほしいカードである。ジーニーにお願いしてでも見たいカードである。

Vol.3《飯伏幸太とプッチンプリン! の巻》

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飯伏幸太プッチンプリン

飯伏とプッチンプリン』。一見、人気作家の新著にも見えるし、今あなたが置かれている状況によっては「名探偵コナン」の映画サブタイトルに見えなくもないかもしれない。関係なさそうな両者だが、飯伏とプッチンプリンはしっかりと繋がっている。

プッチンプリンの魅力とは、カップから皿へ移すことで初めて露わになる「美しいフォルム」だと断言する。ズンとたくましくそびえ立つ様にも見えるが、危うげにプルプルと揺れており、それは絶妙なバランスで保たれているのだと分かる。極めて繊細だ。儚いことに、その美しさを保つのは一瞬。(物事が変わるのも一瞬らしい。) スプーンを入れた瞬間に、カラメルとカスタードが混ざり合ってしまい、強く美しい完璧なバランスは脆くも崩れ去るのだ。

うん、これは正に《飯伏幸太》そのものじゃないか。飯伏は、強く逞しく美しい体をしている。 プロレスを知らない人でも、一目見ただけで「この人、相当やるな」と思ってくれるはずだ。 しかし、飯伏の魅力とはここからが本番。その完璧に見えるフォルムからは想像できないほど、危うげで突拍子もないプロレスをする。見てる方は、常に色んな意味でドキドキしてしまう。生放送で《アキラ100%》のネタを見るのと同じ感覚で飯伏の試合を見ている人も多いはずだ。

そう、飯伏の試合は良くも悪くも【危険】。思い起こせば、飯伏の試合を見て「スゲーな」と興奮したことはあるが、ハッピーな気分になったことは少ない気がする。 DDT時代に行われたケニー戦、名勝負の中邑戦、ライバルの内藤戦、全てが限界ギリギリの勝負。それは諸刃の剣で、飯伏の選手生命は削られているはず。そう考えると、まるで線香花火のように儚い。

線香花火度を加速させるのが、飯伏の脆さである。IWGPジュニア王座を陥落した際のKUSHIDA戦、NEVER王座を陥落した際のオスプレイ戦、2試合とも敗戦を喫した後に欠場となっている。先日のIC王座を陥落した際の内藤戦も、左目がぼっこしと腫れてしまい、欠場寸前の状態だったといっていいだろう。

 

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何故に、急にこんなことを思ったか、それはズバリ「KENTA戦」を見たからだ。この試合でも、トペを迎撃された飯伏は着地に失敗し、途中から足首を庇った試合展開となり、見る者を心配させた。ボコボコに蹴られる飯伏。"KENTA強いな"となるよりも、”飯伏大丈夫か”という気持ちの方が、ダラスを大きく包み込んでいたように思う。

KENTAを批判する声も大きいようだが、飯伏の脆さこそ、どうにかしなければいけないと私は思った。飯伏幸太には、プロレス界のトップになるだけの素質が十分にある。実績<期待値】のまま、終わってほしくない。しかし、そんな一面も飯伏らしいといえば、らしい。その脆さも含めて、飯伏幸太が好きなのかもしれない。

ちなみに足首は腫れている。飯伏のtwitterでその様子は確認することが出来るので、まだ未確認の人は見てもらいたい。

 

G1優勝候補の一角である飯伏。こんな状態でG1完走できるだろうか?

ん~、危うげである。

しかし、そのプリン具合が《飯伏幸太》のプロレスにおける最大の魅力。それを楽しむか楽しまないかはあなた次第。

 

Vol.2《G1優勝予想!2人の大本命‼︎の巻》

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■G1優勝予想!2人の大本命‼︎

夏がやってくる。プロレス界の夏といえば、新日本プロレスがお送りする真夏の最強決定戦【G1 CLIMAX】。

短期決戦で緊張感のある昔のG1と比べると、今はお祭り騒ぎ感の方が強いが、昔以上に過酷なリーグ戦となったのは事実。

そんなG1の優勝予想をモンゴルで鍛え抜いた超人的目線と、「俺の占いは当たる」の決め台詞でお馴染み手塚海之先生の占いとで、やってみることにした。

最初に言っておく。今年のG1優勝候補の大本命は、な〜ん〜と2人。

さまよえる荒殿/後藤洋央紀》と《戦うキアヌ・リーブスジェイ・ホワイト》である。

まず言いたいのは、《IWGP王者/オカダ・カズチカ》がAブロックにいる為、優勝者はBブロックの可能性が高い。なぜかって? それは大人の事情と言っておこう。それに、現に2015年以降は必ず王者と別ブロックの選手が優勝しているデータもある。

正直なところ、つい先日まで優勝候補はジェイ・ホワイト1択だった。しかし、後藤は打倒ジェイに異常なまでの執念を燃やし、海外荒武者修行にまで出たのだ。そしてよく分からない自信を携えて帰ってきた。この機運の高まりは、「今年はもしや初出場した08年以来2度目の優勝しちゃうかも」と思わざるを得ない。

しかし、ジェイ・ホワイトも恐ろしい。ドミニオンでの王座挑戦が濃厚だったが、それをジェリコに素直に明け渡しすぎて不気味だ。これは完全に【G1優勝→ドームでの王座奪還】の道筋を描いているに間違いない。

そんな2人が、いきなり初戦で激突する。打倒ジェイに盛りがついた後藤に対し、ジェイは後藤など“初戦の相手”としか見てないだろう。現在の新日本の序列ではジェイが格上ではあるが、このような時にこそ【番狂わせ】が起きるものだ。そして、この本命同士の初戦で勝利した方がそのまま優勝を…とはいかないのがリーグ戦の醍醐味。いくらでも巻き返しがきくし、足元すくわれる事もある。でもこの2人のどちらかが優勝するのはもう間違いない。

モンゴル万太郎は断言する。【真夏のライオンキングダム】を制するのは、後藤かジェイであると。

 

■各選手の優勝期待度と注目試合は?

大本命を先に出してしまったものの、全選手の優勝期待度と注目試合をまとめてみることにした。夏の一言も添えてだ。優勝期待度は5点満点で、それぞれ以下の感じ。

5点=大本命!優勝100%中の100%!

4点=本命!優勝80%!可能性大!

3点=対抗!優勝60%!してもおかしくない!

2点=穴!優勝40%!ちょっと厳しい!

1点=大穴!優勝20%!ないやろね〜!

0点=無理!優勝0%!確実にない!

あくまで優勝期待度であって、リーグ戦を盛り上げる期待度はまた別の話である。

 

《Aブロック》

棚橋弘至(2点)

 【注目試合=7.6 vsオカダ戦】

ハイフライフロー封印からの新技の完成度に今一つ疑問が残る棚橋。 コンディション・新技共にどれだけ仕上げてきたかが楽しみである。注目は開幕のオカダ戦。今の棚橋が、王者・オカダ相手にどれだけ通用するかが鍵となりそうだ。

飯伏幸太(4.5点)

 【注目試合=8.10 vsオカダ戦】

IC王座陥落したものの存在感が衰えない飯伏。Aブロックから優勝者が出るとしたら飯伏しかいないだろう。最終日のオカダ戦は、決勝進出の鍵を握る1戦となること間違いなしだ。

オカダ・カズチカ(4点)

 【注目試合=7.27 vs KENTA戦】

IWGP王者として厳しい連戦になるだろうが、それでも年々増す安定感で乗り切る事確実なオカダ。阪神タイガースと同じく初物に弱い印象があるので 、KENTA戦の結果が重要になってくると予想。

ウィル・オスプレイ(3点)

 【注目試合=7.6 vsランス戦】

IWGPJr.王者として参戦する、私の中では新日本最強のオスプレイ。開幕であたるランスは、NJCでオスプレイに負けており、雪辱に燃えているだろう。ランス相手に如何にダメージを抑えるかが鍵だ。

☆EVIL(3点)

 【注目試合=7.18 vsSANADA戦】

ロスインゴの恒例行事を拒否するなどG1にかける意気込みが強いEVIL。思うような結果が出ず焦っているようにも見える。そんな時こそトランキーロだ。同門のSANADA相手にイニシアチブを掴めるか、熱い勝負になりそうだ。

☆SANADA(4点)

 【注目試合=8.3 vsオカダ戦】

期待度急上昇中のSANADA。棚橋、飯伏、ザックなど要所を締めることが出来れば決勝進出の可能性大だ。同世代のライバル、オカダ相手に初勝利を掴めれば、夏の頂も夢じゃない。

バッドラック・ファレ(0点)

 【注目試合=7.14 vsランス戦】

潜在能力の高さを万年囁かれるものの、それを発揮する気配が0のファレ。暴れっぷりを期待するものの、暴れない試合が好きなのか自身の持ち味が分かってないのか、どうにもしょっぱさが抜けない。同じ大型のランス相手に覚醒することを期待したい。

ザック・セイバーJr.(2点)

 【注目試合=7.30 vsオスプレイ戦】

エグみとヤバみを兼ね備えた良いレスラーだが、線が細いしビーガンだしで後半の失速が心配なザック。 同郷のオスプレイとはスタイルが違うように見えるものの、リーグ戦屈指の名勝負となる予感がジンジンする。

ランス・アーチャー(2点)

 【注目試合=7.30 vsオカダ戦】

シングルプレイヤーに専念し始めた怪物。優勝期待度こそ低いが、大穴中の大穴だ。 真っ向勝負ではファレが相手でも負けることはないだろう。 オカダに勝利し、IWGP戦線に参入することを期待する。

☆KENTA(1点)

 【注目試合=7.14 vs棚橋戦】

NOAHのトップとしてWWEに臨んだが、結果失敗といっていいだろう。そんなKENTAが、いきなり結果を出すことは難しいだろう。逆に結果を出した場合、新日本とWWEには雲泥の差があることを露呈することにもなり得る。誰とやっても新鮮だが特に注目したいのは、新日本の顔・棚橋との対決。互いの意地が爆発する1戦になりそうだ。

 

《Bブロック》

ジュース・ロビンソン(2点)

 【注目試合=8.11 vsモクスリー戦】

US王者として成長を遂げてきたジュース。 王座を奪われたモクスリー相手には、ベルトが賭かっていなくても是が非でも勝ちたいところ。

石井智宏(3点)

 【注目試合=8.11 vsタイチ戦】

NEVER王者として挑む今年のG1。NEVER戴冠を目論む猛者どもが石井を標的にしてくることだろう。 名勝負創造神ゆえに、モクスリー、鷹木、後藤らとの試合も楽しみだが、なんといってもタイチ戦に注目したい。下半期の展開を担う大事な1戦となりそうだ。

矢野通(0点)

 【注目試合=8.8 vsタイチ戦】

格上相手でもサラリと星を奪える貴重な人材。但し優勝は絶対にないと断言していいだろう。同じく化かし合いを得意とするタイチを手玉にとれるかどうか、矢野の力量が試される。

後藤洋央紀(5点)

 【注目試合=7.15 vsジェイ戦】

とにかく機運が高まっている後藤。ダダ被りの鷹木信悟との試合も負けるわけにいかないが、なんといっても怨敵ジェイとの試合は最注目。開幕戦でもあるので、ここを取れれば勢いに乗ること間違いなし。

☆ジェフ・コブ(2点)

 【注目試合=7.13 vs石井戦】

エルガン不在でも、ジェフ・コブがいれば寂しくない。 デカい、速い、上手いの三拍子で好勝負連発は確実。 和洋の名勝負製造機が激突することになる石井戦は、とんでもない試合になりそうだ。

☆ジョン・モクスリー(4点)

 【注目試合=7.28 vs内藤戦】

アンブローズがG1出場なんて、未だに信じられない。まだ、私が街で偶然本田翼に出会って激しい恋に落ちる事の方が現実的…いや、そんなことはないか。  とにかくスゲー、ヤベーのだ。 しかしながら、こんな過酷なリーグ戦は未経験のモクスリー。加えて真夏の日本である。 いくらモクスリーといっても、後半バテ気味になることが予想される。 注目は内藤戦。 本物の制御不能として決して負けられない。

内藤哲也(4点)

 【注目試合=8.11 vsジェイ戦】

IWGPとICの2冠を狙う内藤。 IC王座こそ奪還したものの、何となく失速を感じるのは私だけではないはず。それでも決勝進出可能性は大。最終戦では、ジェイとの危険な遭遇が待っている。

鷹木信悟(2点)

 【注目試合=8.11 vs後藤戦】

オスプレイに敗れたものの勢いが止まらない鷹木。同タイプの相手が多いBブロック、G1でも躍動する鷹木が見れそうだ。注目は、後藤とのキャラ丸被り対決。「武者感封印マッチ」となりそうだ。

ジェイ・ホワイト(5点)

 【注目試合=7.15 vs石井戦】

大本命中の大本命。 冷徹、残酷、狂気、それら全てが高い基礎能力の上に乗っかっているので、なかなか崩すのは難しいだろう。安定して最後まで突っ走っていきそうだ。 唯一、ジェイのリズムを崩しそうなのが石井。 普通は、石井と戦えば必ず石井の試合になるが、ジェイが石井の試合にノっていく様は想像できない。どんな試合になるか、非常に楽しみだ。

☆タイチ(3点)

 【注目試合=7.15 vs内藤戦】

誰よりもG1出場を喜んでそうな我が聖帝。 しかしながら、セコンドを絡ませて勝利を奪いにくることだろう。 タイチにとって1番潰したい相手はおそらく内藤哲也。 2月の札幌の雪辱を晴らすには、同地での叩き潰しが必要。 

 

以上、G1出場選手20人のザックリした優勝期待度と注目試合でした。夏の一言を添えてサッパリ味でお召し上がれるようにしましたのでご賞味あれ。

以上、したっ!

 

※あくまでリングの予想です。異論は以下の通り!笑

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Vol.1《サラバ愛しき者たちよ、そしてHOMEへ‼︎ の巻》

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■サラバ愛しき者たちよ、そしてHOMEへ‼︎ 

週刊リング、リニューアル1発目に相応しい男が表紙となった。 「誌面飾って何がしたいんだ、コラ!」と言われてしまいそうだが、リビングレジェンドの革命戦士、我らが《長州 力》が2度目の引退をしたのだから表紙にせずにはいられない。

遅ればせながら、ようやくYouTubeで【長州力引退試合】を見る事ができたので、記事にしてみる。これでこそ【週刊】という縛りから抜けた甲斐があるというもの。冨樫先生、今まで文句言ってすいませんでした。ほんの少し、気持ちが分かりました。

さて、話を戻そう。現役で長州にゆかりのある選手としてはベストメンバーを集めたと思う。

【長州・越中・石井組vs藤波・武藤・真壁組】

どこを切り取っても長州と縁の深いメンバーだし、対戦組み合わせも最高だ。

特に感慨深いのは対戦相手に真壁がいること。1998年、長州の初引退試合は5人掛けの変則マッチだった。付き人だった真壁だったが、その5人の中に入れず、なんと同期の《藤田和之》が選出される事となった。悔しい思いをしたことだろう。そんな事を考えると、真壁に感情移入して見ちゃうのだ。

そういえば、一緒に組んでIWGPタッグに挑戦したこともあったな。初のIWGP挑戦時には「オマエが勝ったらおれは髪を切ってやる」て言われたこともあったな。)など、思っているに違いない。

G1にも選出されず、トップ戦線にも入れていない。そんな最近の真壁だったが、この日の真壁はギンギラギンに輝いているように見えた。

真壁の魅力とは、やはり「雑草魂」や「反骨心」だと思う。新日本でトップに登り詰めたあたりから、その魅力はなくなってきて、【真壁刀義<スイーツ真壁】となってしまったように感じていた。しかし、この日は明らかに真壁刀義モード。真壁本人も言っていたが、《長州力》の存在が、真壁のモチベーションをグイグイ上げていたのだ。

「長州さん、成長した僕を受け止めてください」と言わんばかりの攻防。そして、最後はキングコング・ニー4連発で、《恩師・長州 力》に引導を渡した。

2人のドラマを長く見てきた人達にとっては、たまらないシチュエーションだっただろう。やはりプロレスとは長く見てるほど面白い。

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「長州 力、サンキューな。」

 

■長州 力の1番凄いところとは…!

バラエティ番組への出演等で、世間的には滑舌の悪いオモシロおじさんのイメージが強い長州。 しかし私達プロレスファンから見れば、サイパン焼けのこんがり肌から滲み出る殺気ムンムンのこわ〜い長州である。 私は長州世代ではないが、そんな私から見ても長州は強くてカッコいいプロレスラーだ。

そんな長州の1番の魅力を考えてみる。滲み出る殺気、サイパン好き、リキラリアット、口の悪さ、サイパン好き、案外かわいい喋り方、革命的な行動、サイパン好き、白いリングシューズ、サイパン好き……う〜む、どれもピンとこない。やはりアレだ。

【尋常ではないケツのデカさ】

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サソリ固めを放つ時。コーナーで片足ロープに乗せて待機している時。全てにおいて、長州のケツのデカさに目を惹かれてきた私である。 そんじょそこらのグラドルなど敵ではない。オシリーナならぬオシリーキだ。

このケツのデカさが、あのリキラリアットの威力を生み出し、あのサソリ固めの説得力を上げているのだ。 長州が、ヒップアタックやキャノンボールをしたらどうなることか、危ぶむなかれ危ぶめばケツデカしである。「レスラーは背中で語れ」と言うが、スクワットで得たこのケツこそが、長州の強さの秘訣なのだ。

 

そんな長州、ついにリング上から姿を消す時がきてしまった。 最後にリングで見せた顔は、バラエティ番組でも見せたことないほど穏やかな表情だった。 私には、それが《長州 力》ではない《吉田 光雄》(本名)の表情に見えた。リング上では常に殺伐としていた長州が、リング上で《吉田 光雄》の顔を見せた。このことこそ、プロレスラー・長州力の終焉を意味している。

2019年6月26日。長州 力は、これまでの愛しきライバル達に別れを告げ、そして家族の元へ帰ったのだ。

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No.13-1《全選手ジャイアン化計画! オマエの全ては俺のモノ。》

■KIZUNAの主役はYOSHI-HASHI⁉︎ ラストチャンスで内容を残せ!

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YOSHI-HASHI がぶちかました。

昨年、G1出場がキッカケとなり「歴史的な大炎上」を起こしたYOSHI-HASHI。今年のG1は厳選されたメンバーが選出されており、何とも実りのない1年を過ごしてきたYOSHI-HASHIは、やっぱりエントリーされなかった。あの鈴木みのるですら選出されないのだから当然である。

だが、しかし!  

プロたるもの、落選してからのアクションが重要である。鈴木みのるをはじめ、小島や本間は憤りや悔しさを何らかの形で発信している。実に素晴らしい。

逆にだんまり決め込むのが最悪。プロ意識の低さには定評のあったYOSHI-HASHIも、その最悪なリアクションで終わるのかなと思った矢先のぶちかましだった。

 

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なんとYOSHI-HASHI、G1出場選手の1人《ザックセイバーJr.》と「ブリティッシュヘビー級王座」を賭けたタイトルマッチが組まれたのをいいことに、もし自分が勝った場合ベルトと一緒に「G1出場枠」もよこせと恐喝したのだ。これによりファンの期待が高まってしまった結果、ザックは強制的にこれを了承させられた形となった。実にパワハラである。(※ザックは決定前に一度もOKしていません。)

自分は何も賭けず、ザックの全てを強奪しようとするYOSHI-HASHIの様は、まるで【ジャイアン】。「お前のモノは俺のモノ、俺のモノは俺のモノ」というジャイアンの代名詞を見事に実践している。いや、この場合、ザックのモノはベルトとG1出場枠だが、YOSHI-HASHIのモノは何もない。雰囲気で何となくみんな騙されているが、勢いでこの新手の詐欺とも思われる対戦にこじつけている。

石森が鷹木に対して、ジャイアンと罵る口撃をしていたが、外見はともかく中身はYOSHI-HASHIの方がジャイアンである。新日本にはジャイアンブームが吹き荒れているようだ。マシン軍団のように、ジャイアン軍団が誕生する日も遠くないかもしれない。

 

だが、そのジャイアン魂こそ、新日本プロレスの礎であり、そしてYOSHI-HASHIに足りなかったものではないかと思う。

新日本プロレス創設者の「アントニオ猪木」の歴史からずっと、新日本プロレスのトップレスラーはみんなジャイアン魂、すなわちエゴイズムの塊である。

現役選手でいえば、永田、棚橋、オカダ、内藤、ジェイ、少し前ならケニーなど、皆すべからく唯一無二唯我独尊を公言するジャイアンぶりを発揮している。 新日本でトップになるにはジャイアンになるしかないのだ。すなわち新日本プロレスの選手である以上、全選手がジャイアン化する必要があるのだ。

 

今まで、のび太くんキャラでやってきたYOSHI-HASHIのヒールターンならぬジャイアンターン。ようやくトップへのスタートラインに立ったと見ていいだろう。ただし、層が厚い新日本でトップに上がることは並大抵じゃない。YOSHI-HASHIがいくら伸びても、ケガ前の本間ポジション(※NEVERが狙える位置で大物食いも場合によって有り得る。ファンからも会社からも信頼感はあり、中マッチのメインなら安心して任せられる存在)が限界だろう。決して悪い位置ではないはずだ。私の予想を覆す程の結果を残せば、大したモンだよ(長州力風)。

 

先程、YOSHI-HASHIのモノがないと言ったが、何もこの勝負はYOSHI-HASHIにとってメリットばかりではない。ここまで事を大きくした以上、結果よりも大事なのは内容。いい試合をすることはもちろんのこと、「YOSHI-HASHI、ザックに勝つんじゃね?」と思わせるほどの内容を残す。これが最低限のノルマだと思う。

難敵ザックを相手に、最近までのび太だったYOSHI-HASHIが、そんな試合出来るだろうか?

もし出来なければ、もうYOSHI-HASHIの浮上はないかもしれない。これがラストチャンスの可能性は大いにある。

 

頑張ってみろ、オイ、YOSHI-HASHI!!

No.12-1 《怒りのみのる!逆転の逆落としなるか⁉︎》

■衝撃! 鈴木みのるがG1不参加。どうするどうなる鈴木軍。

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今年のプロ野球阪神タイガースはどうなるかな? 優勝は無理でも3位以内入れるかな? ……なんて思っていた矢先、阪神タイガースの名前がプロ野球12球団の中にない!!

そんなことは有り得ないのだが、それと同じくらいの衝撃が起きた。

「プロレス王 兼 ONEPIECE王」鈴木みのるが.「G1 CLIMAX29」にエントリーされなかったのだ。 

 

↓会場で驚きを隠せないファン

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みのるは激怒した。

「なぜおれをG1に出さない⁉︎」と。

シリーズ当初からの不穏なコメントから察するに、みのるは自分がG1にエントリーされない事を何らかの情報で知っていたのだろう。

鈴木みのるファン、鈴木軍ファンを総員巻き込んで、大きな唸りを起こそうとしているようだ。決定事項を覆す程の大きな唸りを。

 

どんなメンバーが選ばれようと、そこには必ず賛否両論が起きる。 今回も然りである。

新日本プロレスという会社にとって、選手は商品だ。会社としては当然、人気商品はたくさん作るし、売り出していきたい新商品は宣伝活動を大々的に行うなどしてプッシュしたい意向がある。新商品の中でも特に改良品や新型であるなら、旧型の商品はもう作らない、廃番にしようというのは、会社として当然の流れ。残酷ながら、新日本プロレスも会社である以上、そういう選択をしていく必要がある。

鈴木みのる」というアクが強いが確かな品質を誇り根強いファンを持つ良品は、遂に「新商品」に追いやられて、今廃番の危機を迎えてしまったのだ。

では、その「新商品」とは誰か?

これは対象は1人ではない気がする。同門であるザックや、新顔のKENTA、モクスリーがどことなく鈴木みのるの持つ魅力と重複するように思う。彼らに、みのるは負けてしまったのだ。

しかし、それはあくまで会社の判断。負けたなんて微塵も思っていない人も多いし、鈴木みのるをG1で見たいというファンも多いはず。だって、オカダやSANADAとの鉄板対決、飯伏やジェイとの刺激的な遭遇、モクスリーとの喧嘩ファイト、ザックやタイチとの同門対決など、みのる絡みの面白そうなカードがこんなにもズラリだ。

決定を覆すのは正直難しいと思うが、ここからみのるがどう動いていくのか要チェックである。

 

ちなみに私は、みのるvsモクスリーまたはジェリコの「お詫び的なスペシャシングルマッチ」が武道館最終戦で組まれるのではないかと予想している。

G1に出ない代わりの特別試合。vsモクスリーである場合、ただの公式戦より意味合いや注目度は増すだろう。 vsジェリコとなると、両者ならどこでやろうが鉄板だろう。

 

あと注目すべきは、何といっても今後の「鈴木軍」である。 読んで字のごとく、鈴木みのるの軍団である「鈴木軍」。ボスがG1に出ず、子分達が出るのだから、これはなんとも示しがつかない。人の痛いところを突かせたら右に出る者がいないタイチのことだ。ここがチャンスとばかりに、ボスを弄ったコメントなど出さないだろうか。いや、G1出場の嬉しさも隠しきれなかったタイチだから、どこかナメた感じの態度も隠しきれないんじゃないだろうか。

もしかしたら、【聖帝軍】が誕生するときかもしれない。

 

ニハトモアレ、みのるは燃えている。今までになく怒り狂っている。

燃やせ燃やせ怒りを燃やせ。 どこかで聞いたフレーズである。 怒りの炎が天を突き破る時、廃墟の中から立ち上がるアノ男も、怒りを全面に出し続けてレジェンドとなった。そのレジェンドとの対戦も今後はあるだろう。

G1にエントリーされなかったが故に、様々な可能性や憶測を持たせる鈴木みのる。やはり超一流のプロレスラーだ。 鈴木みのるから目を離せない!!

No.11-2 《株価上昇確実!NEVERを狙え!》

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■熱くなる無差別級戦線!Mr.NEVER・石井がNEVERを高みへお連れします。

ドミニオンで行われた【NEVER無差別級王座選手権試合 〈王者〉タイチvs〈挑戦者〉石井智宏】。

鋭い切り口やSNSまで駆使して話題を振りまく「盛り上げ上手」に加えて、師匠・川田ばりのデンジャラススタイルを武器に、真っ向勝負路線でも評価タイチだったが、常に真っ向勝負をしている「漢の中の漢」石井智宏には勝てなかった。NEVER王者として、またも短命に終わったタイチ。ユニオーネ時代からタイチを応援している私としては、今後のタイチの動向にも期待している。

試合後、石井は「これが俺のプロレスだ。それと同時に、タイチ。テメーのよ、本来やりたいプロレスなんじゃねーのか?いまのオメーはよ、中途半端なんだよ。イスやらマイクやら使って勝ったところでクエスチョンが付くんだよ。」とコメントした。

これはなかなか深みのあるコメントだと思う。いつからか「ストレートど真ん中」の特攻野郎となった石井だが、GBH時代(角刈り時代)は、それなりに悪いことも沢山やっていた。

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そんな反則三昧の中にキラリと光る真っ向勝負での強さは昔からあったのだが、ヒールとしてラフファイトを徹底していたのだ。そんな当時の石井、なんとなく今のタイチと重なる気がしてこないだろうか。

田中将斗とのNEVER王座戦を経てから、ヒールさが抜け、絶滅間近の硬派な真っ向勝負を信条とし、新日本プロレスに勝負を仕掛けていった石井。今の人気ぶりや立ち位置からして、その新日本との勝負は石井の勝利である。

そんな石井が、「今のタイチ」に「あの頃の自分」を重ねているように思えてならない。そんな事を感じたNEVER王座戦だった。

 

さて、そんなNEVERだが、今後盛り上がっていく兆しをチラチラと見せている。

なんといっても、Mr.NEVER石井が久々に王者となったのだ。若手を中心としたタイトルとして作り出されたNEVER。その価値を新日本最前線まで引っ張り出してきた張本人が石井なのだから、今度はNEVERをどうしてくれるのか、楽しみで仕方ない。

そんな抜群の素材に加え、NEVER戦線への参入が予想されるのが、BOSJで一際存在感を放っていた鷹木とオスプレイである。

ドミニオンでは、彼らが揃ってG1への出場アピールを行った。Jr.もヘビーも関係ない、どちらとも闘うという、プロレス界の二刀流だ。そんな彼らにとって、理想の勝負が出来るベルトが「無差別級」というネーミングが付いている【NEVER王座】ではないだろうか。2人とも、石井とかち合う事間違いなしのファイトスタイルであるからして、想像しただけでワクワクが止まらない。

今後、無差別級の戦いは「パワー&スピード」、力と技の「V3」的な戦いが主流となるのだろう。そんな戦いもできるのが石井の強み。石井、鷹木、オスプレイらがNEVER戦線をさらなる高みへ連れていってくれるだろう。

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