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週刊ゴング記者に憧れ、週刊リング記者(自称)になった素人超人が、独自の目線による記事を書いていくプロレスブログです。

Vol.21《運命の悪戯!杉浦、アノ男と再会⁉︎》


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■無差別級の赤GHC!王者の苦悩‼︎

昨年末、『プロレスリング・ノア』に新たなる至宝が誕生した。

その名はGHCナショナル王座』。赤色のベルトであることから、通称:GHCとも呼ばれる。

ナショナルという名の通り、王座戦は「ノア国内大会のみ」という縛りがあるらしいが、従来のGHC王座戦も海外で行っている印象が殆どないので、さほどGHC王座と特に変わりない気がするが、もう一つこのベルト最大の特徴がある。それは「無差別級である」ということだ。GHC王座とは、また一味違うスタイルが今後展開されていくことだろう。

そんな赤GHC初代王者となったのは、ノアの強さの象徴・杉浦貴マイケル・エルガンとの初代王者決定戦を制し、2度の防衛を果たした王者・杉浦がある悩みに直面している。

 

■「どこに行けば盛り上がる?」杉浦から新日本を匂わす発言が出た。

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ノアの選手層が豊富になってきたことから、新たに創設された赤GHCだが、今日現在で杉浦に挑戦表明している選手はいない。それが杉浦の抱える悩みだ。

無差別級ということもあり、個人的には小川良成あたりが挑戦しても面白いなと思っていたが、小川がGHC Jr.王者になってしまった為、実現は難しいだろう。中嶋勝彦や拳王との対決も見たいところだが、勝彦は他団体のベルトを手にしたばかりだし、拳王はGHC王座を目指している様なので、現段階で杉浦と闘う理由がなさそうである。

そういう具合で、選手層が豊富な様でもあるが、実際のところベルト2本を回すほどの余裕がノアにはなかったんじゃないかと思われる。杉浦を王者にしたのもまずかった。もう少しベルトの権威を下げたら良かったかもしれないが、杉浦が王者となった為、早くもGHCと双璧を成すベルトとなってしまっている。

GHCとの差別化を図る為に、今後試行錯誤していく必要があると思うが、まず直面の挑戦者不在問題をどうにか解決していかなければならない。

杉浦自身が「どこに行けば盛り上がる?」とマスコミ向けに他団体との対戦も視野に入れた発言をしたことことから、中嶋勝彦と同じく他団体参戦も期待される。

そもそも杉浦は新日本との対抗戦でブレイクした印象が強く、対抗戦向きの選手であると思う。『WRESTLE KINGDOM 3(2009)』で、三沢光晴と組み、〈中邑真輔後藤洋央紀組〉と対戦した杉浦。負けはしたものの、ここで最も株を上げたのも杉浦である。元々、地力の強さに定評があった男が、対抗戦という単純に強さを求められる試合で本領を発揮。これを機に、一気にノアの第一線に入り込んでいった。

KENちゃん(KENTA)も頑張ってるみたいだし。」新日本プロレス参戦を匂わす発言も杉浦はしている。

 

■杉浦といえば欠かせないのが、後藤洋央紀

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杉浦の新日本参戦。

実現しなくとも、ファンに夢を抱かせる発言にワクワクしないワケがない。

新日本の選手と赤GHC王座を懸けて戦うとすれば、ノアにとってかなり有益である。ノア興行内で行う防衛戦の為、集客力国内No.1の新日本のファンをノアの興行に呼び込むことが出来るからだ。注目度も俄然あがることだろう。相手次第ではノア最大の至宝・GHC王座を越えることも可能だろう。

しかし、一方の新日本としては旨味が少ない。国内のライバル団体に客層を持っていかれる可能性があるからだ。だが、選手個々としてはメリットがない訳ではない。現在、新日本でくすぶっているEVILなどが、杉浦相手にベルトを奪うことが出来れば、団体内でのブレイクのキッカケにもなり得る。選手層の厚い新日本では、実力者でもなかなかチャンスを掴むことが難しいので、他団体との抗争で好機を得るのも一つの手だろう。

そして杉浦といえば欠かせない男が後藤洋央紀である。杉浦が新日本との対抗戦で株を上げたのに対し、ノアとの対抗戦、いや杉浦との勝負で株を下げたのが後藤である。

杉浦に負けるまで新日4強に名を連ねていた後藤は、新日内で名勝負を連発していた。しかし、杉浦とのシングルに呆気なく敗北。1度ならず3〜4連敗したと思う。そこから後藤の長い迷走が続くことになる。杉浦との対戦の度、迷走する後藤に解説先からも厳しい言葉が飛ぶ始末。

そんな後藤が現在では、GHCナショナル王座と同じく無差別級を掲げるNEVER王座の王者である。これは運命の悪戯としか考えられない。後藤のことだから、杉浦が新日本参戦となれば、NEVERのベルトを持ち出して対戦表明する可能性も大いにある。

杉浦としては、後藤は何度も勝利した上に新鮮味も感じない、さほど美味しくない相手だ。後藤からしたら、杉浦に最終的に勝利したものの何度も苦渋を舐めさせられた因縁の相手。何度リベンジしてもお釣りがくるだろう。

そんな後藤と杉浦が対峙する事が今年あるかもしれない。果たして、杉浦の防衛ロードはどうなっていくのか?

楽しみに見守っていこうと思う。

 

以上、次回またリングの上で。