週刊リング

週刊ゴング記者に憧れ、週刊リング記者(自称)になった素人超人が、独自の目線による記事を書いていくプロレスブログです。

No.1-2 創刊〜NJC総括②「躍進編」

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オカダ優勝で幕を閉じたNJC。 

参加選手それぞれが、持ち味を発揮できた大会だったように思う。あ、スミスjr.…。矢野とはとことん相性が悪いようだ。

 

トーナメントは、G1のようなリーグ戦よりも勢いが勝ち星に繋がりやすいだけに、ブレイクする選手が出てきやすいように感じる。

ゲイツの「ジオウを倒す」という決意ぐらい、あてにならない私の記憶では、98年のG1(トーナメント制)、1回戦で蝶野相手に当時はまだ期待の若手であった中西が、負けはしたが思いのほか善戦した。本格的にトップ入りしたのは翌年のG1優勝がキッカケだが、この1戦以降、扱いがよくなった気がする。これは、トーナメントだからこそ蝶野相手に全力をぶつけた結果の善戦だと思っている。

ちなみにこの年のG1では、今や解説でおなじみ、山ちゃんこと山崎一夫が決勝進出した。 失礼ながら、山崎は決勝までいくようなポジションの選手ではなかったと思うが、難敵をことごとく破って勢いに乗る事に成功して勝ち上がった。

それらの事からも、トーナメントは入り方や勢いが大事で、それをモノにした選手はブレイク

しやすい傾向があることがわかる。

 

さて、このNJCでブレイクした選手は3名いると思っている。ちなみにブレイクを叫んだ選手は矢野通1人か。

 

まずはSANADA。

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既に実力は周知のことだが、SANADAの試合は全て内容が素晴らしかった。 個人的に右ブロック事実上の進出決定戦であった初戦の後藤戦から、プロレス感が類似している棚橋戦まで、内容の濃い試合をこなしていたように思う。(オカダ戦は個人的に普通だったので除外。)

特にメインで組まれた棚橋戦、本当に素晴らしい1戦だった。石井のようなストレートど真ん中な試合も好きだが、この試合も私好みな内容で、モンゴルマン太郎的ベストバウトといってもいい。 試合後の締めも、長岡市民しいては新日本ファンの心をガッチリ掴んだ。 こんな事が言えるなら、今後もSANADAにメイン任せても大丈夫だと思わせるほどに。

 

 

続いてはコルト・カバナ。ブンブン。

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コミカルかつ技術の高い動きで、私達を魅了したカバナ。こんなに新日本ファンの心を掴むとは思わなかった。 既に継続参戦希望の署名が新日本の事務所に届いたとか届かないとか。特に素晴らしかった のは、やはり矢野戦。久々にプロレスで声を出して笑ってしまった。 個人的には内藤とも絡んでほしい。 きっと、またカバナの違う魅力が発揮されそうだから。

 

そして最後は我らがYOSHI-HASHI

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今や転倒事件ですらネタに昇華した、新日本一の愛されキャラであるYOSHI-HASHI。厳しめに言うが、2回戦までは普段のYOSHI-HASHIで、正直チェーズが勝った方が面白いのにとさえ思っていた。

しかし、石井戦で彼の中の何かが目覚めた。闘争心のカケラもなかったYOSHI-HASHIが、表情、気迫、闘志、全てにおいて石井にひけをとらなかったのだ。 それはもう、アンチYOSHI-HASHIを黙らせるほどに。

そして、この内容を超えることは、チェーズvs石井では難しかっただろうと思う。 YOSHI-HASHIをよく知る石井だからこそ、眠れるメヒコの飛び魚を目覚めさせることが出来たのかもしれない。

ただし、この気迫をずっと維持するのは「言うは易し、行うは難し」。 

そして、この試合スタイルがYOSHI-HASHIのスタイルかといえば、そうでもない。負けん気を出すのは結構だが、相手を刺激したりする等、客ウケのいいアクションを取り入れているだけに過ぎない。

今は真似事でもいい。やり続ける中で、 YOSHI-HASHI独自の色をいつか見せてもらいたい。

 

 

他にもチェーズやタイチ、オスプレイらもNJCで株を上げたと思う。 

今後、誰が飛び抜けてくるか。 彼らの更なる躍進に期待したい。